どうやってお客様にワクワクを届けるか?「マーケティング」 ワクワク経営コラム【第39回】

皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。

冒険の世界のようにワクワクするような経営も、続けていくことができなければ意味がありません。
経営を続けていくために必要な考え方の一つに「マーケティング」があります。
今回は、「マーケティング」とは何か?について考えてみたいと思います。

マーケティングには様々な定義がありますが、大まかにいうと自社の商品や価値をお客様に届けるための仕組み、ということになります。
どんなに素晴らしい商品やサービスを生み出していても、「お客様に届かなければ意味がない」ですよね。
ではなぜ「ワクワク経営」にマーケティングが必要なのでしょうか?

ワクワク経営のビジョンの一つに、「経営者も従業員もお客様も、地域の人々も、みんながワクワクするような経営」というものがあります。
「お客様」とは、一般的には自社の商品やサービスを、お金を出して購入してくれる人や会社ですよね。
通常、「お客様」がいなければ企業経営は成立しません。
それは何故でしょうか?

まず、そもそも企業活動とは誰かのために価値を創造し提供することです。
その価値に対して対価を払ってくれる人がいなければ、それは企業活動ではなく「ボランティア」ですよね。
その価値を生み出すために必要な費用以上の対価を払ってもらえない場合も同様です。
公益企業などの場合は、お客様に無償で価値を提供していることもありますが、その場合も寄付や補助金など、何らかの対価を得る仕組みがあります。
したがって、企業には「誰に」「どのような」価値を提供するのかという、その企業の「使命」があります。
そして、お客様からいただく対価や、その価値を届けることで得られる何らかの収入によって、その価値を生み出すために必要となった費用をまかない、経営者や従業員の生活も支えることができて、初めて企業活動を続けていくことができます。
その企業が生み出した価値を、「どんな商品・サービスとして」「誰に」「どのような方法で」届けるかという仕組みが「マーケティング」です。

では、ワクワク経営で必要なマーケティングの考え方は何でしょうか?

1つ目は、商品やサービスに対してお客様が「ワクワク」できることです。
どんなに素晴らしい価値を生み出していても、それがお客様に伝わらなければお客様はワクワクしないので、対価を払ってくれることはありません。
お客様がワクワクできる商品やサービスというカタチにする必要があります。

2つ目は、その商品やサービスをいくらで買ってもらうか?ということです。
どんなにワクワクする商品やサービスでも、お客様があまりにも高いと感じたら買うことをやめてしまうかもしれませんね。
一方、その商品やサービスを生み出すのに必要な価格以下で販売したら、経営を続けていくことはできません。

3つ目は、その商品やサービスをどのように知ってもらうか?ということです。
そもそも、お客様がその商品やサービスのことを知らなければ、お客様がその商品を買うことはありませんし、ワクワクする価値を手にすることもありません。
商品やサービスを知ってもらい、それを購入したらどうなれるのかという「ワクワク感」を伝えていく必要があります。(参考:AIDMAの法則

あなたの生み出したワクワクを、どうやったらお客様に届けることができるか、是非考えてみてください♪

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