皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。
以前のコラムでAIDMAの法則についてご紹介しましたが、冒険の世界でも、現実の世界でも、「名声度」を上げることで活動の幅が広がるということがあります。
まずは存在を知ってもらうことが必要なのですが、その後興味を持ってもらうにはどうしたらよいのでしょうか?
もちろん、相手が必要としているものを提供することが大前提ですが、相手と繰り返し接触を図ることも効果的です。
この理由として「ザイオンス効果」という心理学の理論があります。
これは単純接触効果とも呼ばれ、その名の通り単純に接触回数が増えることで、相手に対して好感を持ちやすくなるという理論です。
もちろん、しつこい接触は嫌われますが、単純に頻繁に見かける物・人に対しては、いつも見ているものだということで安心感が高まるということがあります。
例えば、ネットゲームの集まり(ギルドなど)やWEBのコミュニティ、定期的に開催される団体の会合などで、あまり話したことはなくてもよく見かける人がいたとすると、たまにしか見かけない人よりも「何か安心できる」ということってありますよね?
これはザイオンス効果が働いていると考えられます。
あるいは、いつもお店で見かける「あの商品」や、いつも通りがかる道で見かける「あの看板」に安心感・親近感を感じるのも同様です。
したがって、「見たことも聞いたこともないような会社」よりは、「どこかで見たことがある会社」のほうが安心感が増しますので、お客様や将来の従業員への継続的な情報発信は大切なことだと言えますね。
ただし、興味のない情報をしつこく見せられると逆効果になることもありますので、相手の興味に合わせて情報発信することも重要です。
そして、好感を持ってもらいたい相手に接触しないといけないので、「どこで発信するか」も大事です。
是非、ワクワクする情報を継続的に発信していきましょう!
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