皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。
冒険の世界で、いよいよラスボスとの決戦という時に、前座として中ボスとの連戦があることがあります。
ここで、今までに登場した中ボスがパワーアップしたり、まとめて襲い掛かってきたりする展開ってワクワクしませんか!?
過去に苦戦させられた思い出もありつつ、こっちも強くなっているので「何で今さら?」と思いつつも戦慄してしまう何かがありますよね!
特に、四天王みたいな強力なボスが、今までは一体ずつとの戦闘だったのが、一度に全員と戦うとなると、かなりの威圧感があります。
このようなボスラッシュが何故ワクワクするのか、そしてどうしたら経営に応用できるかを考えてみたいと思います。
まず1点目は、「自分たちの成長が明確に感じられる」ということです。
過去にボスとしてこちらを苦しめたボスが、それほど苦も無く倒せるようになっていることで、明らかに強くなったと感じることができます。
「難易度理論」でお伝えした通り、難しいと感じることを達成したとき、より大きな達成感を得ることができ、また「体験の蓄積」にもなります。
これは経営に置き換えれば、過去に挑戦して断念したプロジェクト、四苦八苦したプロジェクトなどに再挑戦してみることで、これを難なく成功させることが出来れば「経営のレベルアップ」を実感することができますね。
また、従業員にも、ある段階で以前に担当していた業務などを再度おこなわせることで、格段にスピードアップしていたり効率的に進められるなどのレベルアップを実感してもらうことができるかもしれません。
2点目として、「連携した時の強さを実感する」ということがあります。
もうかなり前に出たボスなので楽勝だと思っていたら、そのボスが連携して襲ってくることで、思いがけない強さを発揮することがあります。
これにより、「ハーモニー理論」でお伝えした「単体の強さ」だけではなく「全体の調和」が大事であることを実感することができますね。
3点目は、「ボスが並ぶ豪華さ」です。
野球やテレビのバラエティ番組などでも、「オールスター」ってありますよね。
一人ひとりだけでも華があるのに、そんな「スター」が並ぶ様は圧巻です。
それと同じように、「ボス」が並んでいるというのは、それだけでかなり「豪華な絵」です。
これを経営に例えると、商品ラインナップや陳列に応用できます。
飲食店のメニューやスーパーのチラシ、レジ前の陳列なども、1つだけではなくそれぞれが超人気メニュー、目玉商品だとしたら、それだけインパクトがありますよね。
しかしながら、ただ人気メニューや目玉商品を集めただけではあまり意味はなく、却ってお互い食い合ってしまうこともあるかもしれません。
そこで、先述のハーモニー理論のように、その強力な商品たちが調和を取り、全体として訴求力のあるラインナップにすることが必要です。
「ボスラッシュ」をうまく活用して、ワクワクを増大させましょう♪