皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。
仕事を通して、人生をワクワクさせるためには、好きなことを仕事にしたいですよね!
しかし、こんな言葉を聞いたことはないでしょうか。
「好きなことを仕事にしない方がいい」
「好きなことは仕事にすると好きじゃなくなってしまうから、純粋に趣味として楽しんだ方がいい」
「趣味を仕事にするなんて考え方は甘い」
一見もっともですが、本当にそうでしょうか?
よく聞く言葉として、趣味として好きなことを仕事にすると、「やらなければいけない」「責任が発生する」などにより純粋に楽しめなくなるのではないか?というものがあります。
これは、そもそも「仕事が辛いこと」であるという思い込みがもとになっているかもしれません。
好きなことを仕事にするといっても、いくつかの方法があります。
たとえば、「好きなことの分野の会社に就職し、その分野の仕事に携わる」というような方法です。
この場合、基本的には会社の方針に従う必要がありますので、いくら好きなことに携わっていると言っても「やらなければいけない」「責任が発生する」といったことにより純粋に楽しめなくなる可能性があります。
したがって、ただ好きな分野の会社に就職するだけでは、ワクワクしながら働くことはできないかもしれません。
その分野に携わることで何を生み出してお給料をもらいたいのかを考え、その方針に合致する会社を選ぶことが重要です。
もう一つの方法は、フリーランスや起業により、自分でその分野の事業をおこなう場合です。
自分で経営したり事業を営む以上、そもそもやりたくないことはやる必要はありません。
もちろん、契約したことは簡単に投げ出すわけにはいきませんし、自分の好きなようにやっているだけではお客様に選んでもらえず、売上にならない可能性もあります。
その仕事を仕事として続けていくためには、売上や利益を出していかなければいけませんので、そのための「仕組み」が必要になります。
しかし、続けていくために重要なのは「飽きないこと、諦めないこと」なので、好きなことを仕事にすることはこの点において有利です。
他には、「趣味を仕事にするなんて考え方は甘い」という言葉を聞くこともあります。
「趣味を仕事にして稼げるのはほんの一握り」とか、「好きなことではなく求められていることを仕事にするべき」といった意見も、これに類似するものだと思われます。
確かに、先に述べたように続けていくためには利益を出し続ける必要があります。
そして、好きなことをして稼ぐことは簡単ではないことも事実です。
例えば、歌が好きだから歌手になろうとか、ゲームが好きだからプロゲーマーになろうと考えても、その道は非常に険しいものになることが多いでしょう。
(今はYouTube配信などで稼ぐという方法もありますが。。。)
もちろん、一度きりの人生なので、そういった夢を追うという道もあります。
しかし、誰もが大きなリスクを取って夢を追いかけるという選択をできるわけではありません。
ここで重要なのは、「好きなことを仕事にする」のは、その「好きなこと」をするプロになる、ということだけではない、ということです。
例えば、歌が好きなのであれば、プロの歌手になることだけが「歌」を仕事にすることではありません。
幼稚園の先生になって歌を教える、音楽スクールの講師になる、レコードショップを運営する、芸能事務所でマネージャーになる、ライブ配信をサポートする技術者になる、といったように、歌に携わる仕事にもいろいろあります。
ゲームが好きなら、プロゲーマーになる以外にも、ゲームを作る仕事、ゲームショップの運営、ゲーム関連記事のライター、オンラインゲームの運営スタッフ、そしてゲームの楽しさを仕事に活かすお手伝いをする「ワクワク経営ナビゲーター」のような仕事もあります。
大事なのは、あなたの「趣味」や「好きなこと」は何故好きなのか?何故ワクワクするのか?という部分です。
歌を多くの人に聞いてもらうことがワクワクすることなら、レコードショップで歌を広めることでワクワクしながら仕事ができるかもしれません。
ゲームの仕組みを考えることが好きなら、ゲームをするよりゲームを作る仕事をしたほうがワクワクできるかもしれません。
そしてそれらの中で、自分のできること、自分の得意なこと、すなわち「強み」を活かすことにより、お客様に選ばれる商品やサービスを作り出し、利益を得る仕組みを作ることができます。
このように考えると、好きなことを仕事にすることはワクワクする人生の近道だと思いませんか?
是非、あなたの「好きなこと」を仕事にする(仕事に取り入れる)方法を考えてみましょう!