こんにちは、ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。
事業計画を作るといったとき、今後このような前提のもとこのような対策を実施することで、このような結果が得られますというものを作りますが、同じくシミュレーションを作成する、といった場合も同様のものを作ります。
では、事業計画とシミュレーションは同じものなのでしょうか?
たしかに、このように事業運営することで、このような結果が得られると予測するという意味ではシミュレーションと同じです。
しかし、大きな違いが一つあります。
シミュレーションは、ある仮定のもとで結果を予測したものにすぎないのに対し、事業計画を立てるということは「そのような事業運営とアクションを実施する」と決めることなのです!
つまり、「このように事業運営した場合、このような結果になる」というものを作っただけでは、それは単なるシミュレーションに過ぎず、事業計画を立てるといった場合は(できるかできないかは別として)その計画を「実施することを決める」必要があるのです!
シミュレーションを含む事業計画を立て、それを実施して、その結果シミュレーション通りになったかどうか、違っていたら何が原因だったのか分析し、改善して新たな事業計画を作成する。
このようなPDCAサイクルを回すためには、シミュレーションではなく「実施」できる、「実施」したいと思える計画を策定する必要があります!
従って、階段生成理論でお伝えしたように、「こんな計画できっこない」という計画ではなく、「これならなんとかできそう」という計画を立てることが重要ですね。
ワクワクする事業計画という地図を持って、経営という冒険の旅に出かけましょう(^-^)