【第18回】ワクワク経営の第一歩!未来ビジョンを明確にしよう

※この記事は2019年5月29日にフェイスブックページで公開したものです。

こんにちは、スノウコンサルティングの古屋早雪です。

前回、ワクワク経営に必要な12の手法を挙げましたので、今回から1つずつ解説していきます。
まず最初は経営者の想い、「未来ビジョン」です。
皆さまは何のために会社を経営していますか?
何のために毎日働いていますか?
それは、おそらく「将来こうなりたい!」「世の中もっとこうだったらいいのに・・・」「これを成し遂げたい!」といった「想い」をお持ちなのではないでしょうか。
もしかすると、「毎日楽しいから働いている。想いなんてない」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そんな方はずっと今の仕事が続けられたらいいな、と思われているのではないでしょうか。
だとすれば、それも立派な想い、未来ビジョンです。
また、もし「特に考えてない」「将来なりたい姿や成し遂げたいことなどない」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、是非「どうしたら5年後、10年後にもっと幸せに、楽しく過ごせるか?」「どうしたら自分の人生がもっと有意義なものになるか?」を考えてみましょう。
きっと、自分の理想の人生が見つかることと思います。

さて、皆さん仕事や会社経営の上でビジョンをお持ちだとして、それだけではなかなかビジョンを実現することはできません。
例えば、「5年後に年収3千万円」というビジョンをお持ちだとしたら、それは具体的にどういう状態か、ということを深掘りしていきます。
「今経営している美容室で年収3千万円を達成する。そのために、今の店舗のほかに駅前とロードサイドにも店舗を出店して、従業員も10人雇用、2人は店長を任せられる人財に育っている。お客様には、細かい気配りと居心地のよい空間で人気のお店となっている。従業員は日々イキイキと楽しく働いている」といった具合です。
この段階では、それが達成可能かどうかは考慮する必要はありません。
まずは、どういう状態になったら一番幸せか、楽しいか、ワクワクするか、といった基準で、ビジョンを具体的にしていきましょう。
より具体的になればなるほど、未来の姿を想像するだけでワクワクするようになってくると思います。

もちろん、これだけでは「絵に描いた餅」ですが、餅が欲しいと言ってもどのような餅が食べたいのかあいまいでは、餅を手に入れることはできません。
その餅をどのように手に入れるのか、その点については今後の回で解説していきます。

次回は、大切にする価値観「経営理念」です。
ワクワクしながらお待ちください!

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