皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。
さて、昨日のコラムで「ワクワク職場」には多様な人財の活躍が必要という話をしました。
しかしながら、今までの職場の常識を変えていくのは簡単ではありません。
近年では「働き方改革」という言葉をよく耳にするようになりました。
しかしながら、働き方改革を残業削減や有給休暇取得推進といった意味だけで捉えてはいませんか?
真のワクワク職場実現のための働き方改革には、それだけでは不十分です!
働き方改革とワクワク職場は、誰もが働きやすい職場づくりという点で似ています。
例えば、子育て中の女性社員や親の介護をしている社員などは、残業が多いと働くのは難しいかもしれません。
また、今は男性も女性も分け隔てなく家事や育児をおこなう時代です。
子どもや家族との時間を十分とるために、残業を減らしたいと考える社員も多いかもしれません。
このように「ワーク・ライフ・バランス」や「多様な人財の活躍」のために、残業削減や有給休暇取得推進が求められることは多いです。
人生をワクワクしたものにする、色々な視点を持った組織にするという意味で、これも大切なことです。
他には、「無意識の偏見」を排除することが重要です。
「あの人は女性だから●●」とか、「あの人は独身だから▲▲」とか、「あの人は外国人だから■■」といったような思い込みはありませんか?
明確にそういった考えを持っていなくても、無意識にそういった根底の考え方が言動や判断に影響を及ぼしていることもあります。
こういった無意識の偏見によって、様々な人財が働きにくい環境になっているかもしれません。
また、そういった思い込みによって、最適な人材配置ができなくなっているかもしれません。
では、無意識の偏見を排除するには、どうしたらよいでしょうか?
そのためには、まずはそういった無意識の偏見を持っていることに気づくことです。
また、様々な個性や価値観をもっている人がいるということを認識しなければなりません。
そして、最も大切なことは、一人ひとりの働き方に対する希望を知ることです。
一人ひとり違った価値観を持っているので、各々に合わせた働き方ができなければ、多様な人財が活躍する職場にはなりません。
そしてそのためには、経営者と社員、あるいは上司と部下が、日ごろからコミュニケーションを密に取ること、傾聴の姿勢、心理的安全性などが必要です。
このようなことが、誰もが「安心して働く」ことができる環境づくりにつながります。
その上で、いかにワクワク働くための仕組みを構築していくかということになります。
本当の働き方改革で、ワクワク職場を目指しましょう♪
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